着物には、既婚女性が着る黒留袖や、未婚女性が着る振袖など種類がたくさんあります。そんな着物は、種類によって買取価格が大きく異なるため、売却することも考えて着物の種類を知っておくことは非常に重要です。
この記事では着物の種類と、どのような着物が高く売れるのかについて解説していきます。
最も高く売れるのは第一礼装
第一礼装とは、冠婚葬祭や式典などで着る着物のことを指します。
査定に出す場合、第一礼装というだけで金額が上昇することが多いそうです。
さらに、第一礼装が、「大島紬」や「京友禅」といった有名な着物であれば、さらに買取金額が上昇します。
しかし、着物に家紋が入っている場合は査定額が下がることもあるため、注意が必要です。
準礼装も高く売れる
第一礼装ほど正式な装いではないものの、結婚式や格式の高い式典に着る着物のことを準礼装と言います。
こちらも、格式が高い着物と評価されていることから、査定額が高額になることが多いようです。
第一礼装と同じく、着物に家紋が入っている場合は査定額が下がる場合もあるため注意が必要です。
普段着用の着物は高額になりにくい
格式の高い式典で着用するのではなく、普段着用としても着物も存在します。
このような着物は、普段着用ということもあり、査定額が高額になることはほとんどありません。
しかし、明治や大正時代の普段着用の着物であれば、高額になる可能性も大いにあるため、古い=売れないと判断せず、一度査定に出すことをおすすめします。
まとめ
高額で売れる着物の種類についてご紹介しました。
着物に詳しい方であれば、自分が持っている着物は第一礼装なのか、準礼装なのかなどが分かると思いますが、全員が分かるものではないと思います。
自分が持っている着物は何に当たるのか、どれくらいの価値があるのかなどを確認する意味も含めて一度査定を受けてみるのはいかがでしょうか。
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